「人一人がいきいきとしたチームをつくりたい」それが、私が人や組織に関するコンサルティング企業に入社した理由の一つだ。実はそれまで、私は電気工学の大学院で超伝導の研究という、まったく畑違いのことをしている人間だった。末は大手メーカーに入って研究職に就くのがもっとも幸せだと考えるのが自然とも言える環境にあったのだが、就職活動を前にしてあらためて自分を問いただしてみると、もっとほかにやりたいことがある、というのが自分の回答力。
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私は大学時代、国際交流サークルを立ち上げたり、バンドをしたりと、みずからプロジェクトをしかけることが多かった。プロジェクトを進めていくと、チームの中で、人がいろんなことを感じて成長していく。もちろん、けっしてうまくいくことばかりではないのだが、そのすべてに意味があって、無駄なことがまったくない。私が本当に好きなのは電気の研究ではなく、そんなチームづくり、組織の活性化、その中で一人一人がいきいきとする場をつくること、だったのだ。自分が本当にやりたいことに素直になろう。そう思い立って、それまでとはまったくジャンルの違う、組織人事コンサルティングという職種に足を踏み入れた。まさしく私自身が「正直革命」をそのときに起こした張本人だ。