大学を目指す人は、やっぱり受験勉強で英語を結構やりますよね。普通の会話では絶対出てこないような、日本語の会話でもめったに出てこないような高度な単語も覚える。大学の受験マーケティングーデータに躍らされるだけの丸暗記英語ってなんだったのでしょう。どんどん時代のボキャブラリーは変わるのです。それなのに私たちの時代は、こんな難しい日常会話では頻度がとっても低い単語ばかりをやたらに覚えて、それで受験が終わったらきれいさっぱり忘れるのだから。1994年に冗談で最新版を買ったら、1797刷りだって。2005年には何刷りになっているのだろう。たぶん2000刷りを越えているでしょうが、怖くて本屋でひやかしでも探す気がしません。初版が今から30年近く前なのに、まだ『でる単』をやっている受験生がいるのでしょうか?94年頃から、英単語受験参考書では『DUO』(鈴木陽一著、アイシーピー刊)シリーズが流行っているそうです。当時、英単語帳だけで単語を覚えるのが廃れてきて、文脈で単語を覚えて、しかもカセット(今はCD)まで別売でついている。この『DUO』のシリーズはかなり画期的だったそうです。受験だけでなく、TOEICにも応用できるという点もウケたとのこと。それはいいなあ。ウチらの頃にはそんなのなかったよ、クソッ。受験生にとって高度な英単語は「記号」でしかなかったのです。大学に受かったらぜ〜んぶ忘れてもいいのです。将来そんな難しい単語使うわけないのですから。期間限定で暗記すればいいだけのもの……これじゃあしようがないですよね。