「インターネットコマース調査」によれば、インターネットショップ市場における運営規模について、従業員数が十人以下と回答している店舗(サイト)が六割を超えており、インターネットショップ市場への参入企業には小規模な企業が多いことがわかる。同様に、店舗の運営人数に関しても、一人で運営していると回答した店舗が五一・五%、二人以上五人以下で運営していると回答した店舗が四〇・一%となっており、比較的小規模な運営が行われているものが多い。店舗の月平均の売上高に関しては、売上げが十万円未満と回答した店舗が全体の五割以上を占めている。他方で、月平均の売上高が百万円以上五〇〇万円未満と回答している店舗は五・六%、五〇〇万円を超えると回答している店舗は五・七%に達している。このように、現在のインターネットショップ市場は売上別でみると多数の小規模企業と少数の大規模企業とに二極化されているといえる。インターネットショップで取り扱われている商品・サービスに関しては、食料品という回答が最も多く、他の項目に関しても物品の通信販売が非常に多くなっている。逆に、有料情報サービス・有料コンテンツ販売等のダウンロード型コンテンツ販売や各種チケット予約といった物流を伴わない商品・サービスの提供は少なく、これらを最も売上げの多い取扱商品としている店舗は、全体の五%程度にすぎない。