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急速に拡大してきたウェブビジネスの世界

90年代半ばに生まれ、急速に拡大してきたウェブビジネスの世界は、およそ5年を経てしだいにある種の自治がおこなわれる領域ができ、その中で安心したビジネスができるようになってきている。その流れの中でどんな特徴を持ったウェブビジネスが成功してきたのか。以上に紹介しきれなかった事例も含めて、成功のポイントと目される「七つのC」を別表(36〜37ページ)にまとめておき、先を急ごう。すでにeビジネス第一世代の興亡が終わり、第二世代、第三世代へと、ステージが変わっているからだ。先進的なインターネットユーザーを顧客として、ウェブサイトという仮想の店舗でさまざまな商売を始めた第一世代のドットコムカンパニーは、インターネットの裾野が急速に広がるのにつれて確実に既存の企業を脅かすようになった。オートバイテルをはじめとするオンラインディーラーが、近いうちに新車販売の25%のシェアになるだろうと予測されていることは先に述べた。そのユーザーの購買行動を調べてみると面白いことがわかる。彼らはまず、インターネットでオートバイテルをはじめとするサイトを訪れ、値段の水準や車の機能情報を収集し、購買すべき車を絞り込む。そして近くのディーラーを訪れて試乗する。バーチャルーサイトでは、乗り心地だけは実際の商品に乗ってみなければわからないからだ。そして再び、インターネットでオートバイテルなどにアクセスし、もっとも安い値段を提供したディーラーから車を買うのである。これは高い店舗コストを払って人通りの多いところにショールームをつくり、そのコストを入れて高いマージンで車を売っている既存ディーラーにとっては衝撃的なことで、「ただ乗り」されたようなものだ