以前はお葬式につき物といえば、お香典でした。つき物というよりも、欠かすべからざるものというイメージがあり、お香典を持参するかするまいか、はたまたいくらつつむかは、悩みどころでもあったと思います。最近、院長先生の奥さんにご不幸があり、葬儀は身内でやるということでしたが、いちおう、お香典を用意しました。翌日持参し、手渡したところ、奥さんが一旦は受け取られましたが、院長先生が、お香典は辞退するから、気持ちだけありがたく頂いておくと言われ、返って来ました。このことからも、これからもいちおう用意はするけれど、必要のないお葬式が増えるかなと感じています。これからの時代は、お香典という習慣がなくなり、その結果、香典返しという習慣も連動してなくなっていくだろうと思います。あるいは、お香典はなくなっても、なんらかのお返しはあるかもしれませんが、それは香典返しという名ではない、何か別のものになっているような気がします。